お立ち寄りありがとうございます!
なごみー (@nagomy39)です。
小さいお子さんがいるご家庭なら、
将来の教育資金をどう用意しようか必ず考えますよね。
大体の方が「学資保険」で準備していこうと考えるかと思いますが、
ちょっと待ってください!
「学資保険」は、受取人が子供になるため、
受け取った翌年子供に所得税がかかったり、
18歳の満期を迎える数か月前に大学への支払いが
必要な時でもまだ受け取れない、
などのデメリットも多数あるのです。
つみたてNISA&ジュニアNISA で運用しています。
とは言え、
「少額から始められるなら」と投資信託やつみたてNISAに興味があるものの、
初心者はどの銘柄を選べば良いか分からないですよね。
もちろん、私もそうでした。
この記事は、
- 投資怖い…
- つみたてNISAと普通の投資と何が違うの?
- つみたてNISAはどれを選べば良い?
- 本当に危なくない?
- 子供の教育資金はどう準備して行けばいいかわからない
と悩んでいる方向けにまとめました。
投資と投機の違いとは?
投資と投機を一緒くたに考えてることが多いので、
この機会にこの2つの違いについて知っておきましょう!
投資とは
投資で1番負けない方法は、【長期・積み立て・分散】で投資すること!
- 長期:時間をかけて少しずつお金を育てる
- 積み立て:まとまった資金がなくても始められ、毎月一定額を積み立てることでリスクも分散できる
- 分散:日本だけでなく世界中に、株のみならず債券も、と言ったように、投資先も分散することでよりリスクを分散できる
もちろん、投資に絶対はないので、勝つリスクもあれば負けるリスクもあります。
ですが、投資期間が最低10年、できれば15年以上あれば負けるリスクは低いと言われています。
一時的にマイナスになったとしても、長期保有している間に価格が戻ってくる可能性が非常に高いからです✨
投機とは?
反対に、
投機とは【短期的に・売買を繰り返して】利益を得ようとすること。
FXや株デイトレードと呼ばれる方法がこれに当たります。
短期間で利益を得ようとするため、必然的に価格変動も大きいものを狙ったり、
より大きく儲けるために大金をつぎ込んでしまったり、
持っているお金以上のお金を取引に使える「レバレッジ取引」を使ってしまったり。
勝てれば確かに大金が手元に入ってきますが、
レバレッジ取引で負けてしまった場合は借金を抱えることになってしまいます…
「投資は危険」「投資は怖い」と言う方は、こちらの投機のイメージで不安を感じているのだと思います💡
つみたてNISAとは?
2018年1月からスタートした少額からの
【長期・積み立て・分散投資】を支援するための非課税制度です。
専用口座で、積み立てで投資信託商品(ファンド)を購入すると、
それによって得た利益に最大20年間税金がかからないというものです。
金融庁が認めた投資信託のみがつみたてNISA商品として売り出せるので、
比較的信頼性も高く、投資ビギナーのはじめの一歩にぴったりなんです🫶
・1つの金融機関でのみ口座開設できる(1年単位で金融機関の変更可能)
・最大20年間非課税になる
・年間40万円(月3万3,333円)まで
NISAとの同時保有はできないので、注意してね!
普通の投資信託じゃダメなの?
前述のとおり、投資で成功する秘訣は【長期・積み立て・分散投資】が鉄則です。
ここでの「普通の投資信託」とは、課税口座でスポット購入のことを指しています。
(※スポット購入とは、購入時期は決めておらず、
自分の好きなタイミングで好きな額や株数を購入する方法)
次項で詳しく記載しえいますが、課税口座だと約20%の税金がかかります。
スポット購入だと、タイミングを計ろうとして結局買えなかったり、
「資金をしっかり確保してから」と考えて何もできなくなってしまったり。
初心者のうちは特に起こりやすいことです。
もちろん、課税口座で積み立てで投資信託を買うこともできますが、
どうせやるなら、非課税の方が嬉しいですよね^^
だから、まずはつみたてNISAがおすすめなのです!
つみたてNISAはこんなにお得!
通常の課税口座では、
年間20万円を超える利益が出ると約20%の税金がかかります。
(例えば、年間100万円の利益を得られたとすると、
そのうち約20万円が税金として徴収されてしまい、
手元に残るのは80万円になってしまいます。)
これが、つみたてNISAの口座なら100万円が丸々自分の手元に残ります。
しかもそれが20年間も続くなんて!
つみたてNISAで選ぶポイント
1.手数料が安いところ
つみたてNISAだけでなく、全ての投資に言えることですが、
税金同様、手数料が安い方が自分のものになる額も増えるので
ありがたいですよね。
【我が家のつみたてNISAで選んだ銘柄】
夫 | なごみー | |
銘柄 | 楽天•全米株式 インデックスファンド (楽天•バンガードファンド 全米株式) |
eMAXIS Slim全世界株式 (オールカントリー) |
買付手数料 | 0円 | 0円 |
運用管理費用(信託報酬含む) | 年0.162% | 年0.1144% |
信託財産留保額 | なし | なし |
投資先 | 米国株式市場の投資可能銘柄・約4,000 | ・23ヵ国の先進国 ・27ヵ国の新興国 (比率は88:12) |
積み立て購入単位 | 100円以上1円単位 | 100円以上1円単位 |
長期保有が前提なので、
保有期間中ずっとかかる運用管理費用(信託報酬)は
安い方が良いに越したことはありません。
手数料の目安
選ぶファンドが「アクティブファンド」か「インデックスファンド」かにもよりますが、
アクティブファンドに比べて手数料も安いインデックスファンドの場合、
1%でも高い、と言われています。
2.リーマンショックを乗り越えてきた銘柄(ファンド)かどうか(=実績がちゃんとある)
みなさん、2008年9月のリーマンショックは覚えていますか?
アメリカの大手投資会社リーマンブラザーズが経営破綻したことで、
世界的な経済危機に陥りました。
当時貿易会社の輸出営業事務として働いていた私は、その影響をモロに受け、仕事は激減。
残業代はなくなり、残業代で支えられていた当時の月収はとても厳しい状態になりました。
一端のOLですらそのような状況になった世界危機を乗り越え、
着実に右肩上がりに基準価格も純資産総額も増やしている
他ならぬ実績があるものを選ぶようにしています。
3.分配金再投資型(複利運用)ができるもの
投資信託には、単利運用と複利運用があります。
単利運用 | 複利運用 |
出た利益は毎月または毎年分配金として投資家に支給される。 | 利益を再投資し、元本を少しずつ増やしながら運用すること。 |
例:年利10%の商品に100万円投資した場合。
単利運用 | 複利運用 | |
1年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本100万円 +利益10万円 |
2年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本110万円 +利益11万円 |
3年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本121万円 +利益12万1,000円 |
4年目 | 元本100万円 +利益10円 |
元本133万1,000円 +利益13万3,100円 |
5年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本146万4,100円 +利益14万6,410円 |
6年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本161万510円 +利益16万1,051円 |
7年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本177万1,561円 +利益17万7,156円 |
8年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本194万8,717円 +利益19万4,871円 |
9年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本214万3,588円 +利益21万4,358円 |
10年目 | 元本100万円 +利益10万円 |
元本235万7,946円 +利益23万5,794円 |
総額 | 200万円 | 259万3,740円 |
単利運用か複利運用かだけの違いで、
10年後に手にする額に約60万円もの差が出てきます。
選ぶなら複利運用してくれる分配金再投資型を選んだ方が
良いですよね。
4.リバランスしてくれる(自分でやるのは超大変)
投資信託は、複数の株式や債券を組み合わせたり、
先進国と新興国を組み合わせたりなどで、分散投資をしています。
その分散した割合を、目標比率に近づけることを「リバランス」と言います。
例えば、株式50:債券50を目標比率に投資している場合。
これが目標比率を現したグラフです。
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ところが、
株価が値上がりして、
債券が値下がりした時、
保有する株式の数が増え債券の数は減ります。
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これでは、理想比率とは程遠くなってしまいましたね。
リスク分散効果も半減してしまいました。
増えた株式を売却し、
その売却益で債券を購入することで、
再度50:50に戻します。
こう言った保有している投資先を自分のリスク許容度に合わせて
再調整することを【リバランス】と言います。
では、なぜリバランスが必要なのでしょう?
先ほどちらっとお話しましたが、
リスク分散効果が半減してしまうからです。
株式と債券を50:50にしていると言うことは、
「多少のリスクは承知するけど、攻め過ぎたくはない」
というリスク許容度で運用しています。
一般的に株式よりも債券の方が値動き幅は少ないため、
保有株式が増え債券が減ると言うことはその分リスクが上がったということになります。
そのままにしておけば、リスク許容度を超えた状態で運用していることとなり、
自分の理想比率とはかけ離れて行くばかりです。
もし、私がこのリバランスを個人的に行うとなると、
膨大な量の情報を1人で処理して理想比率を決め、
損得勘定で揺れ動く感情を制しながらすることになり、
とても効率的とは言えません。
投資信託は、ただ月々積み立てるためのお金を用意するだけで、
この手間を全てプロにおまかせできるのです。
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まとめ:10年以上の長期に渡って使う予定がないお金は、つみたてNISAでお金に働いてもらおう
- 長期・積立・分散が投資の基本。
- そのすべてを補っているのがつみたてNISA
- 国が認めた銘柄しか選べないので、比較的安心度の高い投資先
(⚠︎リスクが全くないというわけではありません) - 通常20%の税金がかかるのに対し、つみたてNISAは20年間非課税
生活防衛資金を手元に確保できたなら、
ぜひつみたてNISAに一歩踏み出し、
よりお得に運用して資産を増やしていきましょう!