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節約マニアのNagomy(なごみー @nagomy39)です!
家計の見直しをするに当たって、必ず項目にあがる「保険」。
入らない方がいいって話もあるし、
実際みんなどんな保険に入っているの?
何がムダで、何は必要なの?
掛け捨てはもったいないから、
何年後かに返ってくる保険の方がお得じゃない?
入るとしたらどんなことに気を付ければいの?
誰か教えて!
こんな声にお答えします。
「もしも」や「万が一」の時に備えるための、「保険」。
日本は言わずと知れた保険大国です。
社会人になったら、
家族ができたら、
子供が生まれたら、
保険に入るのは当たり前。
そんな風に思う方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、私もその1人でした。
「大黒柱の夫がいなくなったら、
子供2人(当時)抱えてどうやって生きて行けばいいの?」
「私1人の稼ぎで養うなんて、
とてもじゃないけど無理!保険に入らなくっちゃ!!」
そんな風に思っていました。
そんな状態で、
長男が生まれる少し前に、教育資金用貯蓄も備えた
「利率変動型終身保険」に加入。
数年経ってから契約書を再確認してみたら、
長男が18歳になる、解約したいタイミングでも
元本割れするような内容だったのです。
担当さんは、たぶんあらゆる視点から説明してくださっていたと思います。
何度も内容の確認やライフプランなども交えて
面談に来てくださっていました。
単純に、私の理解不足、勉強不足、知識不足、情弱でした。
一番の目的は長男の教育資金のための貯蓄だったので、
必要なときに元本割れしてしまうようなら、
タンスに積み立てて行った方がまだマシです。
すぐに解約して、保険のこと、お金のこと、
イチから勉強し直しました。
その時に、
国の制度や保険が必要になる「万が一」が起こった時
のことを深く調べてみたら、
「高い保険は必要ないんだ」、
ということに気が付きました。
我が家は夫婦2人分で月8,873円の掛け捨て保険にのみ入っています。
それでも、もう少し抑えたいと思っています。
- 我が家の保険に対する考え方
- 万が一の時にもらえるお金や国の制度
- 万が一が起こった時に想定できる生活の変化や生活費
これらを踏まえた我が家なりの保険の掛け方のご紹介です。
生命保険は何のために入るのか
生命保険の本質
「万が一」、夫が亡くなった時に子供3人を抱えて
私1人で養っていかなくてはなりません。
一家の大黒柱が亡くなってしまったら、いち大事。
その「万が一(もしも)」に備えるために入るのが、
「生命保険」です。
生命保険は、
残された家族がその後も安心して暮らすためのもの
では、その時すでに十分な貯金があればどうでしょうか?
その生命保険は果たして必要だったのか?
という疑問が生まれます。
国の制度は結構手厚い。(受け取れる手当は最低3つ)
夫が亡くなったとき、
我が家が国から受けられる制度はどんなものがあるのでしょうか?
- 遺族年金
- 児童扶養手当
- 児童手当
- 住宅手当(自治体によりないところもあります)
1.遺族年金
遺族年金にも種類があります。
- 遺族基礎年金
- 遺族厚生年金
【我が家の場合】
- 遺族基礎年金…78万1,700円
+長男 22万4,900円
+次男 22万4,900円
+長女 7万5,000円
= 130万6,500円/年(月10万8,875円) - 遺族厚生年金…約5万円/月
=約15万円/月
2.児童扶養手当
所得制限などもありますが、
今現在おこづかい程度の稼ぎなので、
ほぼ無収入として計算します。
【我が家の場合】
- 長男…4万3,000円/月
- 次男…1万円/月
- 長女… 6,000円/月
=5万9,000円/月
3.児童手当
(※児童手当は今現在もらえているものですが、含めておきます。)
0~15歳まで。
▶︎0~3歳未満:一律1万5,000円/月
▶︎3歳~12歳(小学校卒業まで):
・第一子・第二子 1万円/月
・第三子以降 1万5,000円/月
▶︎中学生:一律1万円
【我が家の場合】
- 長男…1万円/月
- 次男…1万円/月
- 長女…1万5,000円/月
=3万5,000円/月
4.住宅手当
私の住んでいる自治体では住宅手当はありませんでした。
東京や千葉県ですと、あるところが比較的多いようです。
もし夫が亡くなったら、
国からの制度で【24万4,000円/月】受け取れる
所得制限などで金額の増減がありますが、
今現在の状態でうちの夫が亡くなった場合、
我が家が国から受け取れる金額は月24万4,000円もあります。
我が家の毎月の固定費が大体22万円です。
(先取り貯金と変動費(やりくり費)を抜いた額)
これは、
幼稚園の保育料、
夫のおこづかい、
夫のガソリン代、
子供たちの習い事代、
特別出費用積み立て、
を含めた金額なので、
夫が亡くなった時は保育料も無償になりますし、
夫にかかるお金もいらなくなります。
また、万が一の時には実家の近くに引っ越すと思うので、
今より家賃もはるかに安くなるでしょう。
そう考えると、
万が一に備えて高い生命保険を毎月支払う必要が
ないように感じました。
我が家の生命保険
- 夫…夫が亡くなった場合に私が毎月約11万円を受け取れる
【収入保障型の生命保険】3,025円/月 - 私…医療保障と死亡保障どちらもカバーしてくれる
【都道府県民共済】2,000円/月
のみです。
私が亡くなっても、収入面での支障はないので
生命保険は必要ないと判断しています。
最低限の生命保険にのみ加入して、
毎月しっかりと貯金をしておけばOKと思っています。
医療保険は何のために入るのか
医療保険の本質
「万が一」入院するような病気やケガをした時のための、
高額な医療費や働けなくなった時の収入減少への備えです。
ですが、高額な医療費に対する国の制度ももちろんありますし、
収入減少した時のための「生活防衛資金(貯金)」
があればどうでしょうか?
国の制度:高額療養費制度
その月の1日から月末までにかかった医療費の
自己負担額が一定額を超えた場合、
超えた分が払い戻される制度です。
年齢や所得によって限度額は異なりますが、
負担の上限は大体8~10万円ほど。
健康状態などにもよるとは思いますが、
毎日規則正しく健康的な生活を心がけておけば、
それほど高額な医療費が必要になるリスクも軽減できます。
我が家の医療保険
- 夫…7大生活習慣病やがん通院、先進医療特約を付けた医療保険 3,848円/月
- 私…生命保険の項目で記載した都道府県民共済のみ(なので、ここでは金額は記載しません)
正直、私の個人的な意見としては夫も県民共済で十分ではないかな?と感じています。
夫方は糖尿家系なこと、
丁度加入する少し前に若くしてがんで亡くなった方が
身近にいたこともあり、
夫の希望でこちらの医療保険にしました。
がん一時金もあるので、
がんと診断された時点で75万円が
すぐに給付される特約付きです。
大きな声では言えませんが、
入院や通院とは関係なく「診断されたら」受け取れるものなので、
この一時金の使い道は自由。
条件が細かく指定された保険よりも良い商品かな、と感じました。
夫が亡くなったら
「夫が亡くなったら」って連発するのもなんですが(笑)、
その時の私と子供たちの生活の変化も想定しています。
- 私の実家の近くに引っ越す(=もっと郊外なので家賃安くなる)
- 実家が近いので、多少の食費援助は期待(ちょっと甘いですが、たぶんしてくれる)
- わたしも外に働きに出る(パートでしか採用されなくても、月最低10万円は絶対に稼ぐ)
+
上記で記載した国の制度で受け取れる金額
これらを考慮して、
収入保障型の生命保険では月約11万円の受け取りで加入しました。
「万が一」はどれくらいの頻度で起こるもの?
「万が一」って言うくらいですから、
起こる頻度は「極めて低い」ということですよね。
それでも、その「万が一」が起こった時に
莫大なお金がかかると思っているから、
みんな保険に入りたがる。
でも、上記のように国の制度などを理解した今はどうでしょうか?
とは思いませんか?
いつ起こるかわからない、
起こるかどうかわからないもののために
毎月高額な保険を払うくらいなら、
その分を毎月しっかりと貯金しておくことの方が大事かな、
と思います。
家計診断もしてくれる保険相談で、総合に見てもらおう
とは言え、
たくさんある保険会社の中から自分で
全て資料請求して判断するのも大変ですよね^^;
なので、我が家はいつも「保険相談」を利用しています。
家計の見直しのタイミングで
ちょくちょく利用しているよ!
保険相談会社の選ぶ基準としては、
- 無料相談できる
- 複数社の保険商品から我が家にぴったりのものを選んでくれる
- 家計診断なども合わせて総合的に診断してくれる
- ファイナンシャルプランナーが来てくれる
ところを選んでいます。
この条件を満たしていれば、
(ファイナンシャルプランナーさん個人の質のちがいはあれど、)
どこを選んでも大差ないかな、と感じています。
1.【個人情報入力不要】パシャって保険診断
今や、保険もアプリで見直せる時代です!
ぶっちゃけ、「とりあえず今加入している保険が高すぎないか」の確認だけをしたいのに
わざわざ保険相談の担当者に会う日程を決めたりって面倒臭いですよね…
【パシャって保険診断】なら、
専用のアプリをダウンロードして、そこから相談。
待ってるだけで、
今入っている保険の保障内容が現状の我が家に合っているかどうか、
高すぎたり、もっと安い掛け金の保険がないか、
などの診断結果を返信してもらえます♪
大事なのは、内容を自分でしっかり理解&納得して加入すること
どんな保険を選んでも、
メリットもあればデメリットもあります。
国の制度や家計の状況、
何のために入るのかまでしっかりと理解・納得して加入すれば、
それが最適解です。
今入っている内容や保障はどんなものか、
ぜひ今一度見直してみてくださいね!