お立ち寄りありがとうございます。
Nagomy(なごみー @nagomy39)です!
よく出てくる「ラテマネー」
「ラテ」って、コーヒーのラテのこと?
コーヒーのお金?
コーヒー代を減らせばお金が貯まるようになるってこと?
誰かおしえて!
こんな疑問にお答えします。
【ラテマネーとは】
アメリカの人気資産アドバイザー、デヴィット・バッグ氏が考案した言葉。
「普段何気なく利用しているコーヒーショップに支払うお金
=普段何気なく支払っている小さな支出(コーヒーに限らず)」のことで、
お金が貯められない人ほど、この「ラテマネー」が多いと言われています。
独身時代に消費者金融から100万円もの借金をこしらえたほどの
浪費家だった私。
返済には文字通り丸1年、朝から晩まで働き通して完済しましたが、
驚くことに、
借金があったときほど、このラテマネーも多かったのです。
「お金がないから、何も買えないのでは?」と思われがちですが、
実はそうではなかったのです。
小さな支出も、重なればいずれ大きな額になります。
小さな支出は金額が少ない分、
「お金を使っている意識」も低くなり、
「この額なら大丈夫」を積み重ねていたのだな、
と感じます。
今回は、私の実体験に基づいて「ラテマネー」がいかにもったいなく、
あなたのお金を奪っていくのかについて解説します。
貧乏人ほど「ラテマネー」が多い!
10個のチェック項目
- ATM手数料はしょうがないと思っている
- スマホの端末保証は付けるべきと思っている
- 週3回以上コンビニで買い物をする
- 週3回以上外食か買い弁をする
- 100均パトロールがやめられない
- 「安かったから」「セールだったから」
という理由で使い道が明確でない買い物しがち - 部屋が汚くて居心地が悪い
- 「プチプラならOK」と毎月新しい洋服や
アクセサリーを買っている - 「自己投資」と「浪費」の違いがあいまい
- 特に目的がないのに「何かに使えるかも」と
モノを捨てずに残しておく
いかがでしたか?
これ、全部貯められなかった頃のわたしです。
これらの項目についての対策案は次にまとめた通りです。
「ラテマネー」を見直して貯まる体質へ!
1.ATM手数料はしょうがないと思っている
そもそも、銀行預金って銀行に自分のお金を投資しているようなもの。
つまり、銀行にお金を貸してあげている状態なんですね。
それなのに、自分のお金を引き出す時に手数料を取られるって、
ちゃんちゃらおかしいと思いませんか?
対策案
- 平日、銀行の営業時間内に、銀行のATMでお金をおろす
- どうしても手数料が必要な時間帯におろす場合は、
月1回しか引き出さない
ちなみに、我が家は2番目の対策案を実行しています。
と言うのも、
夫のお給料が振り込まれる銀行が
会社指定の信用金庫で、
支店は都内にしかありません。
わざわざ都内まで行く方が、
時間も労力も電車賃ももったいないので、
毎月1回お給料日にだけコンビニATMでお金をおろしています。
月1回だけにしておけば、払うお金は110円に抑えられます。
2.スマホの端末保証は付けるべきと思っている
最近は、契約時にしか端末保証を付けられないところが多いですよね。
「今しか付けられないのなら」
と付けている人も多いのではないでしょうか?
「ひとの心理を突いた、うまい商売だな~」
と感心してしまいますよね(笑)
月500円、ワンコインぽっきり。
されど、500円。
以前のわたしは、よく水没させたり落として画面を割ってしまったりなどして、
「毎回数万円の端末代なんて出せないよ…」
と端末保証は絶対派でした。
対策
- 自分のスマホの扱い方を見直す
- 昔と違って今は2万円台(なかには1万円台のものも!)のスマホも
数多く出回っている - 大事に使っていても大体2年で寿命で買い替える
そもそも論として、
数か月に1回のペースでスマホを壊してしまうという人(以前の私w)は、
まず自分のスマホの扱い方を見直した方が良いですよね。
・ズボンのおしりのポケットには入れない、
・画面保護シールを貼る、
・ストラップやリングを付けて落下防止する、
・水がよく飛ぶキッチンカウンターには置かない、
・トイレには持って行かない、とか。
あとは、機種へのこだわりをそこまで持たないという手も。
iphoneとAndroid端末ではOSに違いがあり、
今までiphoneを使っていた人がAndroidに機種変するのは
少し勇気がいるかもしれません。
わたしもそうでした。
ですが、まず端末代だけで数万円の差があり、
Androidなら安いもので1万円台で買えるものも。
よほど「ビジネスで使う」という場合でない限り、
基本の機能(通話・メール・LINE・インターネット・カメラ)さえあれば
そこまで困ることはありません。
また、どんなに大事に使っていたとしても、
端末自体の寿命というものもあります。
大体2年使えば、すぐに充電がなくなるなどの不具合が起きるもの。
2年に1回、2万円のスマホに買い替えると仮定して、
月833円自分で積み立てておけばOKです。
また、仮にスマホが壊れた場合に端末保証を使って
新しいものに交換してもらったとしても、
会社によっては自費負担5,000円があったり、
交換してもらえるのは中古の端末だったり。
そのために毎月500円支払い続けるのはとても無駄かなぁ、と
個人的には思います。
3. 週3回以上コンビニで買い物をする
4. 週3回以上外食か買い弁をする
自分の「無駄遣いリミッター」が外れるのも、
「1日3回」 または 「週3回」以上買い物をするときだな、
と感じています。
また、「お金がない=もっと働かなければ」と
起きている時間の大半を働く時間に充てていたため、
物事を深く考えることもできなくなっていました。
身体が疲れきっていて、かと言って休みもなく、
自炊すれば節約になるものの、
なかなかそこに充てる時間や気力もなくなっていたのが原因です。
対策
- まずは週1から自炊をする
- 飲み物は水筒、ランチはお弁当を持参する
- 自炊が難しいのなら、
せめてコンビニではなくスーパーで総菜を買う - 全品冷凍食品でもいいので、
まずはコンビニ弁当ではなく自宅からお弁当を持って行く
一気に外食やコンビニ通いをやめるとなると、
ダイエットのようにリバウンドしてしまうことがあります。
まずは週1から、少しずつ自炊やお弁当を始めてみる。
初めは冷凍食品やお惣菜が多くても大丈夫です。
確実にコンビニよりは安いですから。
慣れてきたら、週2に増やしてみる。
冷凍食品ではなく、作り置きにもトライしてみる。
そんな風にして、徐々に回数を増やして行く中で
自分の意識も変わっていくと思います。
5.100均パトロールがやめられない
日本の100円均一のクオリティは世界トップクラスではないでしょうか!?
とても100円とは思えない品質の高さに、
売っているもの全てが魅力的に見えます。
これぞ、100円ショップのワナなり!!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
年100万円貯められるようになった今でも、
100円均一だけは唯一太刀打ちできない存在(笑)です。
対策
- 必ず買い物メモを持って行く
- 必要なもの以外は買わない!鋼の意思で向かう
もはや、精神論にも近いです(笑)
「安くて品質もいい」って、魅力以外の何物でもないですよね。
「自分は必要なものしか持たない」
「値段や質ではなく、自分や家族に本当に必要か、【価値】で判断する」
マインドが大事です。
でも、そんなマインドをすでに持っていたら
そもそもラテマネーで貯められないわけはないんです。
この域にまだ到達できていないなら、物理的に
「必要なものを買う時以外は行かない、立ち寄らない」
しかありません。
6.「安かったから」「セールだったから」という理由で使い道が明確でない買い物しがち
「こんなに安くなっているなら、買わないと損」
「セールなのに何も買わないなんて、もったいない」
と「安い=お得」と勘違いしてはいませんか?
モノの価値は、値段では決まりません。
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自分がいい!と思ったモノは、たとえ値段が安くてもとても良いものですし、
少し値が張るものであっても、そのモノを買うことで有意義な時間が過ごせたり、
自由な時間が増えるのであれば手に入れる価値があります。
対策
- 買う前に「何に使うのか」「本当に必要か」を想像する
- 似ているものをすでに持っていないか、一旦立ち止まって考える
- 「割引率」ではなく、
「実際に自分が支払う金額はいくらなのか」に焦点を当てる
セールなどは、特に衝動買いを起こしやすいです。
「1万円のものが、30%引で7,000円になってる!
3,000円も安くなっているなんて、おっとくー!」
と、ついその「割引率」に目が行きがちですが、
自分で実際に支払う値段は7,000円です。
そのモノを、「自分のお金7,000円」出してでも
購入する価値が本当にあるのか?
7,000円出してでも、欲しいものなのか?
セールの時ほど、
【一度立ち止まって考える】クセをつけましょう
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7.部屋が汚くて居心地が悪い
部屋がすっきり片づけられないのは、
収納が少ないせいでも、
部屋が狭いせいでもありません。
単純に、モノが多いのです。
モノが多いということは、
それだけムダな買い物をしている、ということ。
私自身、部屋がモノで溢れていた頃ほど、
部屋にいるのが嫌でした。
用もないのにショッピングモールに出かけたり、
散歩という名目でコンビニに行ったり、
何かにつけて外出しようとしていました。
対策
- 部屋を片付けて、自分の手持ちのモノを確認する
- 不要なモノは処分したり、リサイクルショップやフリマアプリで売る
- 不要なモノを自分で確認することで、
今まで自分がムダな買い物をしていたことに気が付く - 部屋をすっきりさせて、家を一番のパワースポットにする
部屋を整えた今は…完全に引きこもりです(笑)
だって、家が一番落ち着くんですもの( *´艸`)♡
SNSや雑誌の家計管理特集を見ていて、
貯めている家庭はどこもとてもすっきりと整った部屋ですよね。
間違っても、モノが散乱したゴミ屋敷ではありません。
「モノの量と貯金には密接な関係がある」
ことが垣間見える良い例ですね。
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8.「プチプラならOK」と毎月新しい洋服やアクセサリーを買っている
ユニクロやGU、しまむら、ネットショップにも、
流行りの洋服が安く手に入る現代。
「ポイントも貯まるし」
「プチプラなら大丈夫」
と毎月のように新しい洋服を買ってはいませんか?
対策
- 流行りの服は、翌年は流行遅れになっていることが多いので、
定番服でアレンジを考えよう - 毎日違う洋服を着る必要があるのか、考えよう
- その服は何年先まで着られるものか、考えよう
流行りがプチプラで手に入るのはとてもありがたいですが、
その流行りは一体いつまで続くのでしょうか?
たとえプチプラでも、
たったワンシーズンしか着られない洋服に数千円支払うのは、
本当にプチプラと言えるのでしょうか?
アクセサリーも、またしかり。
飽きのこないシンプルなデザインのものを2~3個持っていれば、
十分ではないでしょうか?
買う前に、自問自答&吟味することもが大事です。
9.「自己投資」と「浪費」の違いがあいまい
なんでもかんでも、「自己投資だから」と理由を付けていませんか?
芸能人やモデルなど、「自分の容姿が売り物」な人にとっては
エステなどの美容にかけるお金が間違いなく「自己投資」ですが、
そうではない人にとって過度に美容にお金をかけるのは、
ただの浪費です。
対策
- 自己投資と浪費のマイルールを定めておく
≪わたしのマイルール≫
- 自己投資…仕事自分が将来目指す生き方に必ず役に立つもの、
自分の内面を磨いてくれるもの
ただし、ローンや分割払いなどはせず、一括で買えるものだけとする。 - 浪費…一時的に自分を満たしてくれるもの
こんな風に定めています。
書籍代や仕事をはかどらせるための家電などは自己投資としています。
最近は「必要かどうか」の基準で考えるので、
浪費という浪費をほとんどしておらず、
上手い例が出てこないのですが…(;´∀`)
しいて言うなら、
・100均で買う予定以外のものを買ったり、
・おこづかいの範囲以上の金額の美容液や、
・ネイルサロン
などが私にとっては浪費、ですかね。
また、たとえ自分の体験となる旅行だとしても、
そのとき現金一括で買えるお金がないのであれば、
それは単なる「浪費」です。
当たり前の話に聞こえますが、
貯められない人は
「これは自己投資なんだから、ローンを組んでもOK」
という謎のルールを発令させます。
たとえ自己投資だとしても、
ローンや借金を作ってしまうのでは、
負債の方が増えてしまいます。
絶対にやめましょう。
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10.特に目的がないのに「何かに使えるかも」とモノを捨てずに残しておく
一見、「ラテマネー」とは関係がないように思えますが、
「何かに使えるかも」の「何か」を具体的に想像できないのに、
なんでも残しておくというのは、
モノを買うときにも問題になります。
【6.「安かったから」「セールだったから」という理由で
使い道が明確でない買い物しがち】
につながる話であり、
何でも残してしまうことで
【7.部屋が汚くて居心地が悪い】
にも直結します。
対策
- 具体的な使い道がすぐに思い浮かばないのであれば、
それは必要ないと判断しよう - どうしても捨てられない場合は、1年だけ寝かせておき、
1年以内に使わなかったら処分しましょう。
1年使わなければ、この先も使う可能性は極めて低いです。
借金返済中、アルバイト先の後輩がディズニーランドのお土産を買ってきてくれました。
ディズニーのお土産と言えば、あのかわいい缶ですよね!
そして、あんなにかわいいのでどうしても捨てるのがもったいなく感じてしまいがち。
「何かの収納に使えそうじゃないですか?」
と言ったところ、
一緒に働いていた先輩から
「何に使うのかわからないのに残しておいても多分使わないよ」と。
「たしかに~」としか返答できませんでした(笑)
その言葉がひっかかりつつも、
つい数年前まではなかなか捨てられない女だったんですけどね^^;
いまの私はとにかく、
「何に使うのか」を明確にできない限り買わないし、残しません。
ここを徹底し始めてから年100万円貯金もできるようになりました。
まとめ:「現状の把握」の中に「ラテマネー」も多く隠されている!
いくつか当てはまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方でも大丈夫です。
まずは、何にいくら使っているのか「現状の把握」をして、
「浪費」を洗い出しましょう。
その「浪費」の中に「ラテマネー」が多く隠されています。
一気に減らそうとはせず、
家計改善を進める中で少しずつ減らしていきましょう。
貯まる家計になったとき、あなたの意識もきっと変わっているはず。
気付いた時が、チャンスです!
少しでも参考になれば嬉しいです^^